寫眞大喜利 其の1
2019/10/01
カメラ
昨日のこと、大学の先輩の後藤さんがフェリカスピコの事務所に訪ねてこられました。
私が一浪しているので年齢は一緒。実家が柏と我孫子と近いこともあり、大学時代は何度かお宅にお邪魔したりしていて、いまでもお仕事関係のご縁で時々ワイワイ飲みにいったりしています。
そんな後藤さんの職業は印刷屋さんに勤務なのですが、このトップの写真の絵を描いている漫画家さんでもあります。ご両親も叔父さんも漫画家の漫画一家です。今回は印刷屋さんの方の営業でこられたのですが、色々話していて、ちょっと一緒になにか漫画と写真でコラボできたらいいね〜なんて話していました。
「じゃあ、私が適当に写真撮るから、そこに漫画描いてユニークにしていくのはどう?」
と提案すると、「それいいね〜、面白いね〜」とすぐに乗ってくれるのも後藤さんのよいところ。
では、さっそくと「ちょっと頭を抱えてみてください」と散らかった事務所でパチリと一枚。
すぐにインクジェットでプリントして、そこから後藤さんが細いマッキーペンで写真に書き込みます。
できたのはこんな感じ。
最初はセリフだけだったので、絵もあった方がいいな〜とリクエストしたところ
色々な妖怪を描いてくれました。
これ、下書きなしで油性ペンでいきなり仕上げているんです。
時間は5分くらい。やっぱ漫画家はすごい!
さっきのは写真が具体的すぎたかな〜と私は反省。
次はもっとわけのわからない写真でいきましょう!ともう一枚手元にあったFUJIFILM X-H1で撮影してみました。シンクロコードと、電源プラグ。これがどうにかなるかな〜と無茶振りしたんですが。。。。。。。
うわ、すごっ!
そういうこと!こりゃ傑作ですね。その向きで、電源プラグが提燈アンコウになっちゃった。電気つながりでうまい!!白い下地は絨毯ですが、こうみると砂浜に見えてくる。
後藤さん曰く、提燈アンコウがよくわからなくて、ナマズだねこりゃと言ってたけど、むしろこのほうがかわいいです(笑)。
写真を撮る方も、あまり意味深くしていけないし、書く人に何を描いたらいいということを暗に匂わせてもダメ。想像力を掻き立てる意味のない写真を提供していかねばなりません。
これは写真と漫画の大喜利だねということになったのですが
今後は、私が写真の道具をモチーフに写真を撮ってプリントして、それを封筒で郵送し、ペンで書き込んでもらって封筒で送り返してもらうという文通形式で続けていくことになりました。
40代の男たちがwww
超アナログだけど、こういうの楽しいですね。
最近は請求書とか不動産の封筒ばかり届いてワクワクが枯れていたのですが
封を開けるのが楽しみな手紙が届くのかと思うと楽しい気持ちになってきました!
次回もお楽しみに!!!
About Us
日本大学芸術学部卒業後、2003年に独立。広告、書籍、雑誌、web、などで撮影活動中。2011年に、フードフォト専門の写真教室「フェリカスピコ」を設立し、約4000人の受講者がいる。Apple Store表参道、渋谷ヒカリエのイベント内でのレッスンも。「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日)、「Rの法則」(NHK)などメディア出演も多数。 > 料理専門の写真教室 フェリカスピコ