事務所入り口

事務所つくりました

2018/08/13

お知らせ

フェリカスピコの佐藤です。

今日は良いニュース。

とうとうフェリカスピコに事務所ができました。

といっても6月中旬に物件を借りているのでもう2ヶ月になるのですが、ようやく落ち着きそこで教室も開催することもできたので、記事にする良い機会かなとブログを書いてみました。

スケルトン

まだ契約前の状態

ことの発端はなんだったのか、それまで自宅兼事務所で、だんだん私の撮影機材が増えてきたというのもあり、自分が年を重ねるに伴って、子供たちも大きくなり。ちょっとずつ、仕事を自宅でし続けるのに少し無理が出てきていました。そして、さらには教室で伝えている内容を動画にしたいという気持ちが芽生えてきて、それを撮影するためのスタジオも必要だと思い始めました。

エントランス

玄関とベランダが一緒になっています。

で、6月にポカリとスケジュールが空いたので、これは神のお告げかと物件を探し始め。あれよあれよという間に契約してしまったのでした。場所は自宅からほど近く、初めからそのつもりでいました。以前遠くに事務所があったこともあったのですが、その時は仕事が終わらないと家に帰れないという感じになってしまい、遅く帰ったり、また都心だったために駐車代がすごく高かったりとなかなか続けるのが難しいと思うことも多く、何のために仕事をしているのかと考えると家庭を大事にするために頑張って仕事をしているので以前のことを教訓に今回は近場でしか探しませんでした。

table

テーブル天板が来た。

事務所は自宅が近いのでとんでもなく広い必要はなく、自分の思っている望みがかなう広さの部屋をお値段と照らし合わせながら決めていきました。いまある機材が全て置けること、レタッチができるスペースがあること、教室ができること、動画撮影が可能なことが私のなかでのポイントでした。シンプルな箱型のワンルーム。壁は白く光りもうまく回りそうだし、窓も足元まであって明るく採光もよく撮影している風景が想像しやすかったのでした。

chair

椅子もきた

家具はもちろん何もなかったので、節約しつつも、どうしてもという点だけこだわっていきました。特にテーブルは教室でも撮影でも使い、市販のものだと幅が広すぎて、教室をする際に狭くなってしまうので、普通の幅よりも短くまた、向かい合わせになった時に違和感のないようなものにして天板を注文しました。そして脚についてはネットで脚だけ少し安くで購入し、自分でドリルでつけました。

逆サイド

反対側から見るとこんな感じです。

椅子もネットで購入。カーテン、ラグはIKEAです。カーテンは撮影時の光に関わりますし、実際に教室をした際には撮影環境の手本にならなければならないので、敢えて厚手の白いレースカーテンを選びました。特別な環境ならあまり参考になりませんが、家庭に近い環境という意味では大いに参考になるのではないでしょうか。

book

本だなを作る様子

パソコンやプリンターはずっと愛用しているものを引き続きつかい、デスクはIKEAです。無駄なスペースがないようにと上の本棚を作りたかったのですが、賃貸で釘が打てず、いま流行りの2×4の突っ張り棒を3本立てて、そこに棚がつくアイアンの棚受けを打ち込んで、棚板はホームセンターで板を買って白く塗りました。テーブル天板も、棚受けも今回はtoolboxというサイトを利用しています。独自の目線で物件を紹介する東京R不動産が手がけているらしく、かゆいところに手がとどき、買うものがあると思わせるECサイトでした。

desk

写真集など結構重い本を置きましたがOKでした。

これが完成形ですが、快調に仕事ができるようになりました。右端の細い空間を敢えて作って、そこには背景紙やオートポールとよばれる撮影機材の突っ張り棒のようなものを収納します。上の電球とPCモニター横のスタンドライトは原稿が正確な色味で確認できるように高演色の光源をつけています。

ツールボックス

これこそツールボックスですが・・

外のエントランスには今まで自宅で使っていた、なんでもホイホイ入れられる大きな道具箱をとりあえず置きましたが、外に面しているのでこのままだと雨ざらしになってしまうし、色もこれまではエアコンの室外機があるはずの目立たない場所に置いていたので壁面に合わせてグレーに塗っただけだったのですが、入り口入っていきなりこれが目に入るのは嫌だなと

装い新たに

装い新たに・・・

蓋を日曜大工で作って塗り直してしまいました。塗装はいつもフォトデザインボードでお世話になっているタカラ塗料さんのコンクリートエフェクトという商品を使っています。下地にはパテを塗っていてこれは結構大仕事で蓋を設計して、買い物、制作まで1日半はかかっています。でも塗装の際の注意点など色々事前にタカラ塗料の方々に教えていただいていたのでお陰で事務所に似合うものができました。コンクリート風にしたのは奥の打ちっぱなしの壁面に合わせたかったからです。

ロゴマーク

会社看板?

エントランス奥のライトの下に昔蚤の市で買った木製の文字を組み合わせて「FELICA SPICO」とし、色を塗ってこれまた賃貸なので直接つけることはできませんが、ポスターなど貼ってはがせる両面シールでペタッとコンクリにつけてしまいました。もともと木なので軽く、外に面していますがいまのところ落ちてきません。

傘立て

いただいた傘立て

そして、事務所を開設して間も無くいつも料理家の岸田夕子さんの書籍で撮影している「こんがりチーム」の皆さんから素敵な傘立てをプレゼントしていただきました。なぜ「こんがり」なのかというとこちらは市ヶ谷のイカロス出版さんでのチームになりますが、最初の本が「シカゴ発絶品こんがりレシピ」という名前だったからです。そのあとも何冊も本づくりをご一緒させていただきいつも楽しい現場で、みんさんの本気度に刺激を受けているんです。スタイリストはフェリカスピコでも登壇いただいている小坂桂さんです。岸田さんのアシスタントはご自身も書籍を出している近藤章太さん。みんな大活躍のスターばかりなんです。やる気の出る傘立て!大切に使います!!

料理写真教室

先日とうとう

事務所としては6月から借りて、仕事をしながら引っ越しをし、中身を作ってきましたがやっと8月9日に初の教室を開催することができました。場所は練馬区の石神井公園駅で都心でないことが少し来づらいのかなと心配していましたが、実は駅から徒歩1分くらいでして、参加した方からは「都心で駅から遠いより、駅近の方がありがたい」と言っていただけました。石神井公園は比較的静かな住宅地ですが池袋から急行で15分もかからないくらいで、副都心線で東横線と、また有楽町線とも繋がっているので、割と住んでいて不便はないのですが、朝の教室なら池袋からだと下り列車になり空いているのでラッシュにまきこまれないというのもいいかもしれません。また、「先生との距離が近くてなんでも聞けてわかりやすかった」というお声も頂戴しています。外で教室をする時にはそれはそれのメリットはあるのですが、こじんまりと少人数でこちらのホームグラウンドで開催すると、話の中でこれをお見せするといいかなと思いついたものがすぐそばにあるので、毎回違う面白さはあると思います。ということはどんどん質問をしていただいた方が、こちらも色々考えてしまうので、いつかフェリカスピコの事務所での教室にいらした際には是非たくさん質問をしていただければと思います。さて、次回は9月ですね。こちらではフォトショップを使ったレタッチの教室も実際の私の画像処理環境を見ていただきつつ説明できるので、よろしければぜひご参加ください!!いままでの仕事の中身をできるだけ多くお見せできればと思っております。

 

 

About Us

日本大学芸術学部卒業後、2003年に独立。広告、書籍、雑誌、web、などで撮影活動中。2011年に、フードフォト専門の写真教室「フェリカスピコ」を設立し、約4000人の受講者がいる。

Apple Store表参道、渋谷ヒカリエのイベント内でのレッスンも。「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日)、「Rの法則」(NHK)などメディア出演も多数。
> 料理専門の写真教室 フェリカスピコ

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