アニヴァーサリー・プランナー養成スクール
2017/05/31
教室のこと
こんにちはフェリカスピコ佐藤です。
撮影と教室が重なり久しぶりのブログとなってしまいました。
2日ほど前に7月の体験教室のスケジュールをホームページにて更新いたしましたので、そちらもチェックしてみてくださーい。
さて、今日の話題は先日登壇させていただきました写真講座についてです。
ご依頼いただいたのは「アニヴァーサリー・プランナー養成スクール」様。
メディアでも活躍されているアニヴァーサリー・プランナーの辰元草子さんが代表を務めるキッズパーティーのプロを目指す方のためのスクールで、今回はスクールの第5期生の方々にお話をさせていただきました。
辰元先生と初めてお会いしたのは、とある雑誌の取材でした。辰元先生の特集で、私は取材する側です。その時に「私も写真の教室をやっているんですよー」なんて会話があったのですが、それを覚えていてくださり、その後、もう一度撮影でご一緒し、辰元先生がスクールを創設された第1期生の時から写真の講座をご依頼してくださいました。これからプランナーとして活躍される方々にとって写真というものが強い味方になるよう、あたり触りのないことではなく、写真の力にも気づいていただきつつ、技術面でもサポートさせていただいております。
テキストには「おいしいかわいい料理写真の撮り方」を使用していただき今回は20冊ほど用意させていただきました。
カメラの違いや、プランナーとして実用的なカメラは何か、そのカメラを使ってどうご自分たちの活動を写真という情報で伝えていくと効率的なのかなど、3時間みっちり講義と実践をさせていただきました。
私は教室中によく「写真は情報だ」ということを言います。写真は写真、写真は絵、写真は芸術など色々な見方があると思いますし、それぞれの主観は間違えてもいなければ否定されるものでもありませんが、言葉同様何かを誰かに伝えるためのツールになる場合は「情報」だということを忘れてはならないと思いますし、それが忘れられがちだと思うのです。
手紙を書く、LINEでメッセージを送るなど言葉という情報伝達ツールを使う場合は、相手が不愉快な思いをしないように結構気を使うと思いますし、伝わりやすい文書になるように要約だってすると思います。写真も情報だとしたら、文章を書くときと同じように考えたり、気を使いながら撮ると相手に伝わるいい写真になるのではないかと思います。ただ写真として見た目が美しいだけでなく、意味や意義の感じる写真にすると良い写真だと共感されるのではないでしょうか。
でそのためには、技術がいるので、情報であることに気がついていただいた後に、しっかりテクニックをお話します。
寄りがあったら引きも撮る。全体と詳細を交互に写真で見せるのも基本的な撮り方ですし、こうすることで簡単にワンパターンの構図にならずにすみます。
この日は座学の後に、実際に撮影し、まずはデコレーションされたものたちにクローズアップして撮り。
カメラがみなさん異なるので、それぞれのものに合った設定についてもお伝えし、最後は引きで全体をしっかり押さえました!
フェリカスピコの講義の軸はいつも同じでズレがありませんが、基本的には座学が中心でそのあとが実践です。
座学では、写真の考え方から、光の使い方、カメラの設定、構図の作り方などを分かりやすい言葉にしてお伝えしていきます。
辰元先生、5期生の皆様、本当にありがとうございました!
About Us
日本大学芸術学部卒業後、2003年に独立。広告、書籍、雑誌、web、などで撮影活動中。2011年に、フードフォト専門の写真教室「フェリカスピコ」を設立し、約4000人の受講者がいる。Apple Store表参道、渋谷ヒカリエのイベント内でのレッスンも。「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日)、「Rの法則」(NHK)などメディア出演も多数。 > 料理専門の写真教室 フェリカスピコ