和食のスタイリング -前編-
2017/03/28
お知らせ
こんにちはフェリカスピコの佐藤です。
ちょっと久しぶりのブログになりましたが、まずニュースを。
今月末より、フェリカスピコは株式会社フェリカスピコとなりました。
業務は教室と撮影を主軸とし、いままでと何も変わりませんが、個人事業から法人へと変わりました。
いままでお世話になっていた皆様や会社様へは今後とも変わらぬお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。
さて、今日のテーマの和食のスタイリングですが、先日3月25日はいつも食品メーカーさんの撮影でお世話になっている株式会社ペイザンヌさんで基礎と和食のスタイリング教室でした。こちらでは初の開催ともあってどうなるのかなとやや緊張したものの、ペイザンヌのフードプロデューサー赤沼さんに大変なご協力をいただき、参加された方々にとってもとても有意義なものになったと実感しています。
午前中は自然光で撮影する基礎の教室、この日は16名の方にお集まりいただき「おいしいかわいい料理写真の撮り方」をテキストに撮影の基礎をしっかり時間をかけてお伝えしました。ペイザンヌさんには撮影に使う食器類が豊富に揃っており、今回ご用意いただいたお料理などのモチーフはどれも憧れを感じるほどの素敵なもので、撮り甲斐を感じることができました。
14時からは赤沼さんによる、和食のスタイリング教室でした。こちらは、予約を開始してからあっというまに満席になってしまいましたが、次回は6月に予定しています。私はテキストを事前にいただいていたので、期待しかなくすごく楽しみにしていたのですが、その期待通りみんなの知りたいこと、知らないことをとズバリと教えてくださる大変勉強になるレッスン内容でした。和食にはルールがあり、それを細かく理論的に説明していただき、またルールだけではなく、自由にスタイリングができる部分のところまでくまなくお伝えいただきました。
いきなり実践ではなく、最初は座学という流れも、私の行っている基礎やライティングと似ていてフェリカスピコの本質をわかってくださっているなという感じでした。フェリカスピコは感覚ではなく、しっかり理論的に撮影術などを解説していく教室なのです。
座学の後は赤沼さんによる、プロの技をデモンストレーションで見せていただき、座学でやったことの理解を深めます。
和食という狭い世界の教室とはいえ、これは、和食を撮影しない人でも聞いていてとても意味のあるレッスンだと思いました。洋食が多い日本ですが、やはり日本人や日本で住んでいるのであれば和食のこともしっかり知らないと、恥かしい思いをします。プロのカメラマン、スタイリストさんにも私のように知識がないと思っているのであれば是非いらしていただきたい教室です。私も恥かしながら、今回聞いたことは全然知らないことばかりでしたし、いつも和食を撮影する時は料理人の方の言う通りにするだけで、ちょっと今回の教室に参加して自信が出てきました。
今回は北海道、宮城、岩手、静岡、大阪と遠方からわざわざいらしていただいた方もいらっしゃいました。翌日のライティング教室では愛知からも参加してくださり、正直私も驚いていますが、それくらい意味のあることを、他にはないことをしているのだと自信も持てましたし、責任も感じました。
と前編はここまで〜。
実際にどんなものをスタイリングしたのか、その結果がどうなったか改めて明日以降に書きたいと思います。
これも驚きがありましたー。
さて、5月の体験教室の予定を、すでにお問い合わせを数件いただいているので近々フェリカスピコのHP上でアップしたいと思っております。
こちらも合わせてご期待ください。
About Us
日本大学芸術学部卒業後、2003年に独立。広告、書籍、雑誌、web、などで撮影活動中。2011年に、フードフォト専門の写真教室「フェリカスピコ」を設立し、約4000人の受講者がいる。Apple Store表参道、渋谷ヒカリエのイベント内でのレッスンも。「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日)、「Rの法則」(NHK)などメディア出演も多数。 > 料理専門の写真教室 フェリカスピコ