
スタイリング教室
2017/01/29
教室のこと
さて、昨日は2017年初のフードスタイリング教室でした。講師はフェリカスピコのスタイリング教室を人気にしてくださった小坂桂さん
今年から3名の先生方にお願いすることもあり、フードコーディネーターの渡邊さんと、フードプロデューサーの赤沼さんにも見学に来ていただきましたー。

右が渡邊さん、左が赤沼さん、お二人とも神のように優しい方ですよ
レッスンはまずは座学が中心で、スタイリングの根本を知っていただきます。
撮影もスタイリングも同様ですが、やはりイメージを作ることがスタート。最後までそのイメージをぶらさないようにするためのポイントを小坂さんが詳しく教えてくださいます。今年から3名の方にお願いすると言いましたが、内容は小坂さんが食器類の選び方、置き方に重心を置いたスタイリング、2月の渡邊さんは盛り付けを中心としたスタイリグ、3月の赤沼さんは和食をテーマにやっていただくことになっています。

スタイリングのデモンストレーション。みんな真剣です。
小坂さんのスタイリングでは、座学のあとにプロのデモンストレーションを見ることができます。みなさん、ここはひとつでも技をもって帰ろうと、必至でメモをとったり写メしたり瞬きしている暇ないくらいです(笑)。

まずは空のお皿で構図をつくり、決まったら盛り付けとライティングをして撮影。
小坂さんのスタイリングも、これから新たに行う教室もそうですが、フェリカスピコでは、座学と実践をバランス良く受けていただくことを大切にしているので、昨日ももれなく座学のあとにこちらが出したお題をもとに実際にご自身たちで撮影のためのスタイリングをしていただきました。

これは3名の参加者の方の作品です。
たった4時間のレッスンですが、初めてスタイリングを習う方でも、しっかり根本的なことをお伝えしつつ、真剣にみなさん聞いていただいているので、ちゃんと形になります。スタリングの実践も、お題を出されていきなり食器を選んだりはせずに、必ず先にラフを描いていただきイメージを作ってから道具選びをしていただいています。

実践の前にラフを描いていただきます。集中集中
そうしないと、たくさんある道具から何を選んだらよいのか検討がつかず、いつまでたってもスタイリグが決まらないからなんです。でも、しっかりイメージを作っておくと、自分の描いたラフに従うだけなので、その行動は効率よくなります。

すさまじい量の食器類や布などを小坂さんが持ってきてくださいます。こんなたくさんの道具から選べるのはワクワクしますよね。

撮影のためのスタイリングなので、テスト撮影も欠かさずに
これまで何十回とスタイリングの教室もしてまいりましたが、成果が上がらなかった人をみたことがありません。短期にもかかわらず効果的なのが、当教室の最大の魅力なので、はじめての方も、初心者の方も、是非とも技術が必要であればいらしていただければと思います。

だってこんなに素敵になるんです。来月の盛り付けも、再来月の和食もどんな成果が残るのかとっても楽しみです。