忘年会

昨年の年末のこと、いつも出張教室を依頼してくださっている、日本おひるねアート協会の代表の青木水理さんのからの号令で、カメラマン忘年会に参加しました。青木さん以外の参加者は、私の本でも大変お世話になった富士フイルムイメージングシステムズの岡田さん、写真集など本のアートディレクターをされている三村漢さん、「シマエナガちゃん」を撮影している小原玲さん、写真の技術本もたくさん出されているゆるかわ写真家のきょん♪さんこと川野 恭子さんでした。実はカメラマンの4人は全員富士フィルムのXシリーズのユーザーで、それで富士フイルムイメージングシステムズの岡田さんもいらしたわけです。

小原玲さんが持っていらっしゃったLeica Sofortで撮影してもらいました。

カメラマンの仕事をしていると、基本現場で撮影しているのは一人なので、同業者に年中会うわけでもなく、こういう機会をいただけたのは本当に貴重なことなんです。銀塩時代は、出版社などでプロラボに現像に出したフィルムが出来上がるのを待つ先輩カメラマン同士が、会話を交わしたり、お酒を飲んだりしていたのを、アシスタント時代によく見ていましたが、デジタルになってからは個々のパソコンの前で現像することになり、カメラマン同士の交友関係は希薄になっているのは私だけではないかと思います。

この日は、楽しく写真以外のことでも話は盛り上がりましたが、それぞれジャンルの異なるところで活躍されている皆さんなので、お話が本当に面白かったです。そして、何よりこれからの活動に対する刺激にもなりました。

今頃のご報告でしたが、昨日新宿の紀伊国屋さんの写真コーナーに行ったら、青木さんのも、小原さんのも、きょん♪さんのも、私のもそれぞれの著書がちゃんと置いておりました。出会った方々と、本屋さんでも繋がっているのはなんだか嬉しいものです。