ホームページをつくる
2016/12/27
教室のこと
以前5年前にフェリカスピコを立ち上げた話をしましたが、今日はそれからのお話。
まず教室をはじめてやったことは、ホームページ制作。
全く知識のない私が最初にやったのは、いろいろなサイトを見て参考にしてみることと、「できるホームページ」という書籍を買ってみることでした。写真はとれるし、デザインもプロじゃないけどある程度Photoshopで作れる自信もあったので、自分で作ってみよう!そう決心したのでした。。
とても時間はかかったけど、新しいことにチャレンジするのは嫌いじゃないし、見よう見まねでやった割にはよくできたのではないかな?と少し自信も持っていました。そして、いよいよ開店をしたわけですが、、、。待てど暮らせど、お客さんは一向に来ない状態。どうしたもんだろという日々が続きました。Googleを見ても、Yahoo!をみても検索にもひっかからないし、ようやく見つけても、そこはネットの中の隅の方。すっかり自信を失いながらも、まあ、撮影業もあって忙しいしなんて気持ちで、自分をごまかしていました。
ある日、教室を開いて4ヶ月ぐらいが経った時、お知り合いづてに料理写真の撮り方のコラムを書く仕事がやってきました。教室での集客に苦戦していた私でしたが、その記事にフェリカスピコのリンクをつけてもらうということだったので、これはホームページに人が訪れるきっかけになるのでは?と思い。喜んでお引き受けしました。でもホームページこのままでいいのだろうか?
教室開く前に、フェリカスピコでは、モニターとして幾つかの飲食店に相談し、無料で教室をさせていただいておりました。その中の三鷹のカフェで教室を行った際に、そこにいらしたホームページのデザイナーさんを思い出し、ダメもとで一度相談してみようと、現状のホームページに悩んでいた私は連絡をとってみました。お会いした結果、自作で作ったものは、外見も中身も全然ダメダメだということが、よくわかりました。落ち込んでいる暇もないですし、ダメなのはわかったけど、自分でできるレベルではないなと判断し、「やはり餅は餅屋だ!」と、これはお仕事としては発注しようと、そのデザイナーさんに泣きついたのでした。
以前自作で作ったものは、お客様のターゲット層がはっきりしていないという指摘がありました。確かに誰もがくればいいのにという思いで作っていたので、図星でした。その他にも、ホームページが検索にひっかかりやすくするためのSEO対策がまったくなされておらず、店を構えたけど、だれもその前を通り掛からない、つまり無人島に店を作ってみた的なことだったのです。指摘箇所はすべて素直に受け止めて、納得できることはほぼデザイナーさんの言う通りにしました。自分的にはもっとこうしたいという欲もあるときもあったのですが、よくわかってない人が、専門家に意見するとよくない結果になることは、カメラマンの仕事でもよくある話なので、ここは基本プロにお任せの姿勢でお願いしていました。その結果、ホームページは生まれ変わり、検索にもひっかかるようになりましたし、なによりも予約が入るようになりました。「かわいい」「かっこいい」だけではなく、訪れた人が使いやすいホームページになったのです。
その後、サービスも増えたり、内容が変わったりと当初新築で構えたサイトが増築に増築を重ねたような状態になってしまったのと、最近ではスマホから予約をしている人が増えているなか、スマホ対応にしていなかったということもあり、時とともに見辛いものになっていたので、先日ふたたびサイトをリニューアルしました。写真教室では教える内容ももちろん大事ですが、教室を運営していく上でホームページは私にとっては要となる存在です。私のポリシーとしては肝心な時は専門家に任せるべしというのがあります。今回ホームページのリニューアルにあたり、ホームページのデザイン、コーディング、文章、料理、スタイリング全てをプロにお願いしました。もちろん撮影は自分がプロなので、自分でやりましたが、自分の店に置き換えるなら、店の施工を自分でやるか?やらないでしょ。という気持ちなのです。
いずれホームページの制作についての特別教室を行いたいと思っております。
ホームページを作る時に大事なこと、守るべきこと、お願いするならどんな人にお願いすべきなのか専門家の立場から伝えていただきたいと思っております。
About Us
日本大学芸術学部卒業後、2003年に独立。広告、書籍、雑誌、web、などで撮影活動中。2011年に、フードフォト専門の写真教室「フェリカスピコ」を設立し、約4000人の受講者がいる。Apple Store表参道、渋谷ヒカリエのイベント内でのレッスンも。「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日)、「Rの法則」(NHK)などメディア出演も多数。 > 料理専門の写真教室 フェリカスピコ